2016年 第14回発表会

2016年10月29日(土)、30日(日) 日本橋公会堂(日本橋劇場)にて第14回発表会が開催されました。

  • カーニャ

  • グァヒーラ

  • グァヒーラ2

  • ティエント

  • バンベーラ

  • ロンデーニャ

黒川真規子 : ソレア/ハバネラ

大好きな「カルメン組曲」、いつかは…と思っていた「ハバネラ」。
じゃあ、いつやるの、って、…今でしょっ!
と、いうことで、初めてのマントン&バタデコーラ、意気込みは…早速挫けました。
裾・フリンジ・脳味噌、あらゆるものが絡まって、動けませ~ん!
 その上アバニコの振りは、「その人の感性を大事にしたいから、自分で考えてみなさい」と。
無茶っ! 涙目で、自分のカルメンを手探りましたが…。

これが、なかなか面白くて。
「やりたい事」と「出来る事」は違います。
けど、「どんな風にやるか」「どうしたら出来るか」は、自分で工夫できる!
ひとつずつ動きを確認していく中で、身体をコントロールすることの大切さにも、改めて思い至りました。
こんなに自分で考えて踊ることは、初めてでした。

一人での練習中は、時に寂しさもありましたが、色々な方に支えていただいたきました。
応援してくれた方達、励ましてくれた友人、衣装周りで協力して下さった方々、本当に、感謝です。
とりわけ、ご指導いただいた曽我辺先生には、機会と経験をありがとうございました。

そうして踊った、「今の私」のカルメン、出来栄えの程は…?
それはまた、別のお話です。

高橋千奈美 : アストゥリアス/ガロティン

楽しかった発表会が、無事に終わりました。
今回は「アストゥリアス」と「ガロティン」を踊りました。
「アストゥリアス」はパリージョを使用した曲で、パリージョは、フラメンコの特徴の一つともいえる独特な小道具。せっかくフラメンコを習っているのだからパリージョに挑戦しようと思い、久々にパリージョを打ちました。しかし、さっぱり音が出ません。
パリージョを打ちながら、さらに踊るんです・・! 思い通りに体が動きませんが、少しずつ音が出るようになりました。やはり日々の練習って大切ですね。「パリージョが大変」なんで顔に出さないように。本番はそれなりに良かったように思います。

もう一方の「ガロティン」は、とっても明るくかわいらしい振りとメロディ。
しかし、最初から最後まで動きが激しく、レッスン中は心臓はバクバク、息はゼイゼイ。こんな事で一曲踊りきれるのか心配でなりませんでした。

練習の積み重ねで、体力が付き、なんとか踊りきれるようになりました。
あとは笑顔で踊ること。せっかくの可愛らしい衣装です。笑顔で踊らなきゃ、もったいない。しかし笑顔で踊るって本当に大変でした。

どうしてここまで、フラメンコを続けてこれたのか考える事があります。
メロディも唄も踊りも、本当に奥が深く惹かれてしまいます。
さらにお教室の雰囲気、明るく楽しく、時に真剣に。
ステキな先生方と諸先輩方に、すっかり魅了されています。
すでに次の発表会に向け、新しい曲のレッスンがスタートしています。先生方とクラスの皆様、これからもどうぞ宜しくお願いします。