さて、、


2015年07月20日

一気に書けずにスミマセン。。
  
皆さんお待ちかね?のネタバレのお時間がやってきました(笑)
だいぶ長い文章になってますので、面倒臭くない方は読んでください(^^)
   
見に来てくださった方はお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
今回の見どころの1つ、
  
先生とカンテの阿部君との即興対決!?
  
そうなんです、今回はみんなで踊るエスコビージャやファルセータ以外は長さなどは決めず、
      
特に先生が一人で踊っていた 始めの唄の部分、中盤に出てくる唄の部分は、
     
当日、その時その瞬間まで、何をどうやって唄うか分からない、どんな長さになるのかも分からない、
阿部君の気持ちのまま・・・
  
勿論先生も その唄を受けて、何を踊るか分からない、レマーテもジャマーダもその時の気分、
先生の気持ちのまま・・・
  
その二人の感情を受けて、感じて、その時その瞬間の音をくださる山﨑さん・・
   
今までも もちろん唄を指定しているワケではないのですが、
何回かエンサージョを重ねていくうちに なんとなく唄が決まっていく、、という流れが多かったのですが、
今回はあえてか、エンサージョを含めても阿部君、ほぼ同じ唄を唄ってない気がします。。。
すごい・・
結構ブレリアやタンゴではそうゆうことあっても、まさかシギリージャのレトラで・・
  
そんなワケで、エンサージョの段階から、ものすごいエネルギーと緊張感の中 見えない空気?のやり取りが行われていて、
あぁこれぞまさにフラメンコだよなぁ・・と 傍で見ている私達はとても楽しかったです。
(逆に、生の音じゃない時の練習は 先生が 無気合い すぎて練習になりませんでしたが(笑))
  
それが見にきてくださったお客様に、少しでも伝わっているといいな、、と思いました。
   
    
そして私 個人的に、、
いつもここでは 適当なこと書いて遊んでいるので、たまには 性に似合わず真面目な話を(笑)
   
昔どっかのTV番組で芸人の誰かが
  
「芸人のコンビは、全部の力が10とすると、ボケとツッコミの力量が5:5の時が最も最高。
5×5=25 だけど、それが 6:4 になれば 24 だし、7:3 になれば 21。
5:5 でやれるコンビはそうゆう意味で最高のものが出せる」
    
てなことを言っていて、
  
「確かに・・」
  
と妙に納得してしまった私。。
芸人でもないのに。。
  
というのも、踊りでも同じことが言えるな、と思っていて、
2人で踊る場合、力関係が5:5の場合が一番力が発揮できる気がするのです。
そのバランスが崩れると、どちらかがどちらかに遠慮したりフォローしたり、
それが見え隠れするのはあまり良いこととは思えないし、踊ってる本人もやりやすいとは言えない。
     
そうゆう意味で、私は恵まれてるのだなぁ、、と、、
  
自分で必死に探したワケでも、綿密な規約を交わしたワケでもないのに、
対等でいられる・信頼できる相手がいて、
踊ってしまえば言葉にしなくてもだいたい相手の感じてることが分かって、
求めてることが分かって、
追求する方向性が遠からずで、
細かいことまで決めなくても NOストレスで踊れる。
  
そんな相手、きっと他にはいないんだろうなぁ、、と改めて感じ、そして感謝しました。
   
まぁ、お相手の2歳半・・さんはどう思ってるか知りませんがね(笑)
いつも本番で、好き勝手やるのは私の方なので( ;∀;)
いい迷惑かもしれません(^^; ゴメンョ。。
     
    
そしてもう1つ、今回勉強になったこと。
 
『モードの切り替え。』
  
というのも、実は上のチビ子を産んでから、母親モードと 踊り手モード の切り替えが上手く出来ず、
それからの本番は、心と体が一致してない状態 、
踊っていてもどこか踊りに没頭出来ていない自分がいて なかなか気持ちよく踊れず、
その ちぐはぐ感 に 悩まされてきました。
  
今まで この “ちぐはぐ感” の正体が何なのか、自分でも分からなかったのですが、今回練習していく中で初めて
  
あ、私、モードの切り替えが必要なんだ。。
(ファミリアでやってるスペイン人みたいにはいかないんだなぁ・・・涙)
       
と気が付きました。
  
と言っても やる気スイッチばりのスイッチが体のどこかにあるわけではないので、
私の場合、
  
「ただただ時間をかける」
  
ということで 少し解消された気がします。
   
要は練習以外にも一人の時間を持つ、頭の中をリセットする時間を作る
    
子供が幼稚園に行くまでは、この時間を定期的に手に入れるのが すごく困難。。
ですが、ベビパパの力を借り(というかほぼ強制(笑))、今回乗り切りました=3=3
この場を借りて、感謝です。
  
そして、、
そんな数々の感謝を感じさせてくれた、フラメンコを楽しめる時間をくれた主催者のチコさんにもまた、感謝。
    
ってな具合に、今回は本当に沢山の感謝を感じながらの舞台でした。
  
勿論、
   
先生頑張ってますか~(^皿^)
ちゃんと踊るんですか~(^皿^)
  
と、プレッシャーをかけながら(笑)応援してくださった皆さんにも感謝!!
     
というわけで、長くなりましたが、皆々様、どうもありがとうございました。
    
これからも得意の ボチボチ で 頑張りま~す☆
  
追伸 :
今回珍しく、感じたこと、感謝、みたいな文章を書きましたが、いつも何も感じてないわけでも感謝してないわけでもありません(笑)
が、やっぱり性に合わない・・故、 もうしばらく、こんな文章は書きませーん♪
      
      

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